全国近代化遺産活用連絡協議会

田尻歴史館 洋館

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No.
名称 田尻歴史館 洋館
指定/登録 大阪府指定有形文化財
公開日・期間 休館日:水曜日・年末年始
公開時間 9時から18時(入館受付は17時30分)
所在地 大阪府泉南郡田尻町吉見1101番地1
交通 【電車】南海電鉄南海本線「吉見ノ里」駅下車 りんくうタウン方面へ徒歩10分
【車】阪神高速湾岸線泉佐野南ICから和歌山方面へ10分(田尻スカイブリッジ側道へ) 、田尻町立公民館向い側
料金・見学 無料
事前予約 不要
注意事項 ハウスウェディングやイベント(有料)により見学できないことがありますので、ご来館の際には電話にてご確認ください。
諸元 大正11年(1922)
種別
公開状況 一般公開(水曜日および年末年始休)
問合せ先 株式会社アスウェル
田尻歴史館事務局
TEL 072-465-0045
関連URL http://www.tajirirekishikan.com/
田尻歴史館(旧谷口家吉見別邸)の建築は1922年(大正11)です。関西の紡績業界の中心人物であった大阪合同紡績株式会社社長の谷口房蔵氏が生まれ故郷に谷口綿布工場(後に吉見紡織株式会社)を興し、その工場の向かいに彼の別邸として建てられました。歴史館の敷地内には洋館に並んで日常生活を送るための和館、茶室や土蔵3棟が配されています。ヨーロッパスタイルと伝統的な和風が調和しています。なお、「吉見紡織工場現況」(大正13年5月)には土蔵1棟と茶室が描かれていませんので、後に建築されていることがわかります。
洋館部分は煉瓦造2階建て、至るところに使用されているステンドグラス、明るい色のタイル貼りの外壁、ドイツのユーゲントシュティールの影響を窺わせるスタイルは、大正期の西洋館の特徴をよく表しています。
インテリアの草花をモチーフとしたステンドグラスはアメリカ流の乳濁したガラスが特徴で、欄間や食器棚にまで多用されており、2階踊り場のステンドグラスが最も大きく印象的です。メインホールの壁布には西陣織を使用するなど和風が溶け込んだ日本的近代住宅として、建築学上高い評価を受けています。
和館部分は木造2階建て、一見質素な造りに感じられますが、内部の用材は優れて良質のものを使用しています。今日では貴重な屋久杉を使用している船底天井などが見どころです。