イベント情報

【新居浜市】旧端出場水力発電所 耐震補強等工事現場特別公開《10/27(火)、28(水)》のお知らせ

旧端出場水力発電所は、明治45年に竣工した煉瓦造二階建ての建物で、別子銅山の近代化を支えた象徴として、その歴史的意義とともに建物の文化財的価値を保存しながら後世へ継承していくため、新居浜市では耐震補強等保存修理工事を実施しています。 (本体工事期間:平成30年度から令和3年度まで予定)

今年度、全国近代化遺産活用連絡協議会主催による日本博事業(近代化遺産 全国一斉公開2020)の実施にあたり、10月27日(火)と28日(水)の2日にかけて、耐震補強工事現場の限定特別公開を実施します。

建物は、ほぼ明治当時のまま現存しており、意匠をこらした外観や煉瓦造の目地の施工にみられる当時最先端の技術などから職人たちの仕事ぶりが伺えます。

今しか見ることの出来ない耐震補強工事の様子について、是非この機会に見学してはみませんか?

特別公開の見学申し込みは、10月16日(金曜日)17時までとなります。

イベントの詳細や申し込み方法については、こちらをご確認ください。

旧端出場水力発電所は、明治維新以降の別子銅山の近代化に対応するため、住友別子鉱業所が、足谷川右岸の急峻な傾斜地に建設した、当時、国内一の約600mの落差を利用した出力3,000KWの発電所です。発電所は1970年に廃止されましたが、煉瓦造りの建物内には運転当時の水車発電機、周波数変換機等が現存しており、周波数統一以前の残存機器としても貴重なものです。

 

【お問合せ】
新居浜市 企画部 別子銅山文化遺産課
TEL:0897-65-1236  MAIL:dozan@city.niihama.lg.jp