白洲灯台 第6等不動レンズ
展示物概要
白洲灯台は、関門海峡西口の暗礁の危険を明示するため、明治6年9月1日に設置された灯台であり、明治33年には、日本で最初に灯台用機器に電気が使用されました。
今回展示した第6等レンズは、明治43年に設置され、平成8年まで現役で活躍していたものです。
灯台のレンズは、光を絞って遠くまで届くようにする役割があり、レンズの焦点距離により、大きい順に1等から6等までの等級があります。
光源(中心の光る部分)には電球を使用していますが、明治期には、石油やガスを燃焼させた光源を使用していました。
今回は、海上保安庁の協力を得てレンズを展示。点灯する様子も見られました。
*安全のため保護フィルムを貼っていますが、長時間の注視は避けてください。
【この資料を展示した会場】
旧下関英国領事館(2021.10.1~10.10)