本河内高部ダム

名称 本河内高部ダム
建設・製造年 明治24年
指定/登録
種別 水道
概要 明治18~19年(1885~86)の全国で10万人を超すコレラの大流行に伴って建設されたもので、英国人J.W.ハードの調査に基づき、吉村長策が設計、監督しました。明治22年(1889)に着工し、明治24年に完成した日本で3番目の近代水道で、日本最初の水道ダムです。建設当時の堤体の高さは18.15m、長さは127.27mで、アースダムの形式で、現在ダム本体、配水池等が残されています。
完成後にも、市域の拡大等により長崎市は水不足に陥ったため、第1回の水道拡張事業としても本河内低部貯水池が建設されました。この貯水池は、明治33年に着工し、明治36年に完成した日本で2番目のコンクリートダムです。このようなダムの建設を通して、明治中期の水道施設の技術革新の軌跡をみることができます。
公開期間
所在地 長崎市本河内
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