馬で文化遺産めぐり(旧美歎水源地フェスティバル2022)
<近代化遺産全国一斉公開2022は終了しました>
たくさんのご来場ありがとうございました。
各施設の日頃の公開情報等については、各ページの問合せ先にご確認ください。
企画名 | 馬で文化遺産めぐり(旧美歎水源地フェスティバル2022) |
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種別 | 水道 |
企画概要 | いつもと違う目線から見る水源地の景色に驚きです。馬にまたがりながら施設ガイドの案内で、旧美歎水源地の魅力を深掘り!体験料は無料。専属スタッフがサポートするので、お子様も大人の方も安心して乗馬できます。その他にも紅葉を楽しむ貯水池周遊ウォーキングツアー、移動図書館、地元物産店など、文化の秋を楽しむアイテムが盛りだくさん! ※11/12、13は18:30より、施設復興100周年プロジェクションマッピングを同時開催。 |
実施期間 |
11月13日(日) 10:00~15:00 乗馬希望の方は、当日整理券をお求めください(先着順・無料) 【配布時間】午前の部9:30、10:30/午後の部12:30、13:30 【配布場所】旧美歎水源地水道施設受付棟前 |
所在地 | 鳥取市国府町美歎 |
交通 | ・会場駐車場あり ・JR鳥取駅よりタクシーで15分 ・JR鳥取駅より日ノ丸バス(中河原線)「因幡万葉歴史館入口」下車、徒歩2km |
料金 | 無料 |
事前予約 | 不要(先着順) |
注意事項 | |
問合せ先 |
鳥取市教育委員会事務局文化財課 TEL:0857-30-8422 |
関連URL | https://www.city.tottori.lg.jp/www/contents/1538014836195/index.html |
近代化遺産概要 | 旧美歎水源地水道施設は、大正から昭和にかけて、鳥取市民の水がめの役割を果たした、近代水道施設です。昭和60年に近代水道百選に選定されるなど、すでに廃止された施設ながら、歴史的価値が高く評価されてきました。 山陰最古の水道施設として、大正2年に起工され、大正4年にひとまず竣工しました。この時点では堰堤は現在のものと違い、盛土による土堰堤でしたが、大正7年9月の大雨により決壊し、ろ過池や接合井なども大きな被害を受けました。水源地の下流にある美歎集落では8名の犠牲者を出しました。 現在、重要文化財として指定されている貯水堰堤は、大正8年にこの災害を教訓として再設計されたものです。水源地全体が再整備され、給水が再開されたのは大正11年のことでした。 旧美歎水源地水道施設は、鳥取市の経営する上水道事業の基幹部として、国の補助と地方の財政負担によって設置されました。設計は、過剰な設備を省き、必要な機能を負担しうる範囲で確保しようとしたものです。軍事水道施設のような派手さはありませんが、地方水道の典型として、全体の構成がほぼそのまま残されています。 |