旧美歎水源地フェスティバル2023

<近代化遺産全国一斉公開2023は終了しました>
たくさんのご来場ありがとうございました。
各施設の日頃の公開情報等については、各ページの問合せ先にご確認ください。

企画名 旧美歎水源地フェスティバル2023
種別 水道
企画概要 馬に乗って大正時代の施設を見学、ガイド付きウォーキングツアー、地元物産店、飲食ブース出店ほか
いつもと違う目線から見る水源地の景色に驚きです。馬にまたがりながら施設ガイドの案内で、旧美歎水源地の魅力を深掘り!体験料は無料。専属スタッフがサポートするので、お子様も大人の方も安心して乗馬できます。
実施期間 11月12日(日) 
10:00~15:00
所在地 鳥取市国府町美歎698-2
交通 JR鳥取駅からタクシーで約20分
料金 無料
事前予約 不要 ※乗馬希望の方は、当日整理券をお求めください(先着順・無料)
注意事項
問合せ先 鳥取市教育委員会事務局文化財課
TEL:0857-30-8422
関連URL https://www.city.tottori.lg.jp/www/contents/1600047077484/index.html
近代化遺産概要 旧美歎水源地水道施設は、大正から昭和にかけて、鳥取市民の水がめの役割を果たした、近代水道施設です。昭和60年に近代水道百選に選定されるなど、すでに廃止された施設ながら、歴史的価値が高く評価されてきました。
山陰最古の水道施設として、大正2年に起工され、大正4年にひとまず竣工しました。この時点では堰堤は現在のものと違い、盛土による土堰堤でしたが、大正7年9月の大雨により決壊し、ろ過池や接合井なども大きな被害を受けました。水源地の下流にある美歎集落では8名の犠牲者を出しました。
現在、重要文化財として指定されている貯水堰堤は、大正8年にこの災害を教訓として再設計されたものです。水源地全体が再整備され、給水が再開されたのは大正11年のことでした。
旧美歎水源地水道施設は、鳥取市の経営する上水道事業の基幹部として、国の補助と地方の財政負担によって設置されました。設計は、過剰な設備を省き、必要な機能を負担しうる範囲で確保しようとしたものです。軍事水道施設のような派手さはありませんが、地方水道の典型として、全体の構成がほぼそのまま残されています。